Far Yeast 月の出エール・月の出ラガー/大月市産の大麦と北杜市産のホップを100%使用して醸造!

Far Yeast 月の出エール・月の出ラガー/大月市産の大麦と北杜市産のホップを100%使用して醸造!

Far Yeast Brewingは、当社で初めて、ビールの原料である大麦とホップを100%山梨県産のものを使用して醸造した『Far Yeast 月の出エール/月の出ラガー』を、1月21日(火)より限定発売いたします。

■大月市産の大麦と北杜市産ホップを100%使用
原料の大麦は、大月市内で耕作放棄地を再生するために大麦と大豆を栽培している「梁川地球自給研究所」(以下、梁研)の大麦を使用しました。
当社では、ビールの原料のほとんど全てを輸入に頼っている現状から、国産の原料のみでビールを醸造できないかと考えていました。そこで、大月市で更なる耕地拡大にあたって栽培している大麦の使用方法を模索していた「梁研」とご縁があって、ビール醸造用の大麦として使用できることとなり、今回の『月の出エール』『月の出ラガー』をリリースに繋がりました。

2024年6月、当社のスタッフが実際に梁研の大麦畑を訪れ、梁研の山藤氏の指導のもと大麦を収穫しました。その後国内で製麦を行い、醸造に使用できるモルトが完成しました。普段のビール醸造で使用している海外産のモルトと違い、今回使用したモルトは成分データがほとんどないという状況だったので、目標通りの麦汁を仕込むためにモルトの糖化試験をするところからのスタート。モルトの挽き目や糖化プログラムなど製造工程も一から見直しました。

一方、ホップは、北杜市「小林ホップ農園」のホップを使用しました。山梨県北杜市は、日本一を誇る日射量や冷涼な気候からホップ栽培に適しており、日本で初めてホップの契約栽培が本格的に始まった町。今ではホップを栽培する農家の数は減少傾向にありますが、「小林ホップ農園」では、ホップの魅力を伝え、北杜市産ホップの復活と活性化を目指しており、現在では国内の多くのクラフトビールのブルワリーにホップを提供しています。

当社でも、これまでも毎年リリースしているフレッシュホップビールで「小林ホップ農園」のホップを使用しており、今回は、Chinook と Cascade を使用し、ホップ由来のシトラスのような爽やかさとスパイシーなアロマに加え、穏やかな苦味をビールに与えています。

■大麦とホップの味わいをシンプルに感じられるスタイルに
麦芽とホップのフレーバーをシンプルに味わっていただくために、『月の出エール』はゴールデンエール、『月の出ラガー』はピルスナーというシンプルなスタイルに仕上げました。両者の原材料の違いは”酵母”の種類だけで、『月の出エール』はエール酵母による華やかな香り、『月の出ラガー』はラガー酵母によるスッキリとした爽やかな味わいに。飲み比べで、酵母による味わいの違いも楽しんでいただければと思います。

■大月市の魅力を発掘し、未来を創る「令和ビッグムーンプロジェクト」との連携
山梨県大月市の”まだ見ぬ魅力”を引き出し、地域の未来を創る「令和ビッグムーンプロジェクト」が、2024年に大月市の有志で始動。大月市の魅力を再発見してもらうきっかけとして、『月の出エール』『月の出ラガー』の一部を「令和ビッグムーンプロジェクト」のオリジナルラベル『BIG MOON Ale Beer』『BIG MOON Lager Beer』とし、共に発信いたします。
「令和ビッグムーンプロジェクト」についての詳細・お問い合わせはこちらから。

 

『Far Yeast 月の出エール/月の出ラガー』は1月21日(火)12:00よりFar Yeast Brewing 公式Web Storeで数量限定で販売開始、公式Web Storeでのご購入分は1月23日(木)、全国のビアバー、飲食店、酒販店への出荷は1月22日(水)から順次出荷を開始いたします。


Far Yeast 月の出エール

Far Yeast 月の出エール

販売開始日:1月21日(火)
希望小売価格:オープン価格
原材料:麦芽(国内製造)、ホップ、糖類
アルコール度:5.0%
IBU:20
スタイル : Goleden Ale
品目:ビール
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶 / 15L樽

Far Yeast 月の出ラガー

Far Yeast 月の出ラガー

販売開始日:1月21日(火)
希望小売価格:オープン価格
原材料:麦芽(国内製造)、ホップ
アルコール度:5.0%
IBU:20
スタイル : Pilsner
品目:ビール
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶 / 15L樽

【梁川地球自給研究所について】
梁川地球自給研究所は、大月市内の遊休農地を再生し、米・大麦・大豆等の主要穀物を、農薬・肥料・除草剤等不使用で栽培しています。地域に根差し、環境と人の健康を考えた農業を通して心の安寧を目指しています。
https://yana-ken.com/

【小林ホップ農園について】
小林ホップ農園は、ホップ栽培の先がけの地である八ヶ岳南麓の山梨県北杜市に位置するホップ農園。2014年より北杜市内での試験栽培を実施し、2016年より本格的にホップ栽培とビール販売を開始。ホップ栽培の継承と発展に取り組んでいます。国内産ホップは大手ビールメーカーの契約農家が栽培しているものがほとんどですが、小林ホップ農園では独占契約は行わず、自由に販売を行うことでホップの魅力を広く伝えています。
http://hokutohops.com/ 

 

【Brewed with YAMANASHIについて】
「Brewed with YAMANASHI」は、県産の⽣産物を使ったビール造りを通して地域の産業の活性化をはかりたいという思いから「山梨応援プロジェクト」という名前でスタートしました。同年10⽉には本社機能を渋⾕から醸造所を構える⼭梨県・⼩菅村に移転し、県内の⽣産者や事業者との連携をさらに強化。5年目となる2024年は、「地元の応援」から「地元との共創」へと変化している状況を踏まえて、「山梨応援プロジェクト」から「Brewed with YAMANASHI」へと名称を変更しました。

これまでに⼭梨市の桃を使った「Peach Haze」、醸造所のある⼩菅村の梅を使った「Ume-kin’ Me Crazy!」、甲州市のぶどうを使った「GRAPEVINE」、北杜市のトマトを使った「Omoiro Tomato Ale」など、県内の産物を活⽤したプロダクトを醸造。ビールとともに⼭梨の魅⼒を全国に発信しています。

 

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