Far Yeast Brewing は、山梨県北杜市のフレッシュホップを使った『Far Yeast Farm to Brew 2022(ファーイースト ファーム トゥー ブリュー 2022)』を9月4日(日)より一般発売、8月30日(火)13:00より予約販売受付を開始いたします。
■山梨県北杜市でホップ栽培を継承する「小林ホップ農園」との取り組み
山梨県北杜市は、日本で初めて本格的なホップ栽培が始まった場所です。過去には多くの栽培農家が存在しましたが、今ではその数は激減。ほとんどの農家が撤退してしまいました。そんな中、ホップ農家の小林吉倫氏は北杜市に移住し、山梨のホップづくりを継承しようと2016年より栽培を始めました。
当社では、同じ山梨の地で意欲的に活動する小林氏の取り組みを応援し、ともに北杜市産ホップの魅力を伝えていきたいと考え、これまでにも小林ホップ農園のホップを使ったビールを醸造してきました。
今回リリースする『Far Yeast Farm to Brew』は、小林ホップ農園で朝収穫した生ホップをその日のうちに仕込み釜に投入して造るフレッシュホップビールです。昨年2021年に当社の「山梨応援プロジェクト」第7弾として初めて挑戦し、好評を得て、今年も醸造することとなりました。
商品名の“Farm to Brew”は、「農場から食卓へ」という意味の“Farm to Table”から着想し命名。地産地消により、輸送や倉庫管理等に伴う環境負荷を抑えたサステナブルな取り組みです。
■ 朝採れ生ホップをその日のうちに仕込む、この時期だけの特別なビール
アメリカ・ワシントン州やオレゴン州では、ブルワリーのすぐ近くにホップ畑が広がっているという環境から、ホップ収穫期にはその季節にしか飲むことができないフレッシュホップビールが多くのブルワリーで醸造されています。
日本でもこの文化を踏襲し、国産ホップを使用したフレッシュホップビールが注目されつつありますが、現在日本でホップが栽培されている場所は少なく、醸造所の近隣にホップ畑を有するブルワリーはごく僅かです。収穫した瞬間から酸化がはじまり、劣化が早いと言われる繊細なホップの香気成分をどれだけ保てるのかがフレッシュホップビールの勝負どころです。『Far Yeast Farm to Brew』では、収穫から仕込み釜へと投入するまでの時間を最短にし、生ホップのアロマ・フレーバーを最大限に活かすことに挑みました。ホップ畑と醸造所が同じ山梨県内に位置するからこそ造れる、この時期限定のスペシャルなビールです。
ホップの収穫とビールの仕込みは7月下旬に行いました。昨年同様、今年も源流醸造所のスタッフが早朝から北杜市にある小林氏の農園を訪れて収穫作業を行い、約4時間かけて40kgのホップを収穫。すぐに源流醸造所へと運び、香り成分を効果的に抽出するためにひとつひとつ手作業で鞠花を分解・粉砕してそのまま仕込み釜へと投入しました。
■ 畑から届く生ホップの自然な香りを活かしたケルシュスタイル
畑から届いたフレッシュホップの⾃然でフレッシュな⾹りをそのままお届けするため、昨年に続き、シンプルで伝統的なケルシュスタイルを選択しました。
ホップはビタリングにジャーマンホップのメルクールをわずかに使⽤しましたが、それ以外は全て⼩林ホップ農園で収穫した北杜市産ホップを使⽤。今回使⽤した品種は、杉やヒノキ、レモングラスのような⾹りが特徴の「ソラチエース」、シトラスとグラッシーさやハーバルなどのユニークな“Wild American”と称されるアロマを持つ「コメット」、刺激の少ない爽やかな苦みが特徴の「スターリング」の3種類です。モルトとホップが織りなすすっきりとドリンカブルかつフルーティーな味わいに仕上げました。
⼭梨応援プロジェクト『Far Yeast Farm to Brew2022』は9⽉4⽇(⽇)より⼀般発売開始、当社オンラインストアでは8⽉30⽇(⽕)13:00より予約販売受付を開始します。
当社では今後も⼭梨県内の⽣産者や事業者と連携し、さまざまなメイド・イン・⼭梨のビールをお届けしていきます。
【商品概要】
Far Yeast Farm to Brew 2022
(ファーイースト ファーム トゥー ブリュー 2022)
販売開始日:9月4日(日)
希望小売価格:オープン価格
原材料:麦芽(ベルギー製造、ドイツ製造)、ホップ、小麦
アルコール度:5.0%
スタイル : Fresh Hop Kölsch
品目:ビール
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶
※オンラインストアでの購入はこちら
【小林ホップ農園について】
⼩林ホップ農園は、ホップ栽培の先がけの地である⼋ヶ岳南麓の⼭梨県北杜市に位置するホップ農園。2015年より北杜市内での試験栽培を実施し、2016年より本格的にホップ栽培とビール販売を開始。ホップ栽培の継承と発展に取り組んでいます。国内産ホップは⼤⼿ビールメーカーの契約農家が栽培しているものがほとんどですが、⼩林ホップ農園では独占契約は⾏わず、⾃由に販売を⾏うことでホップの魅⼒を広く伝えています。http://hokutohops.com/
【山梨応援プロジェクトについて】
Far Yeast Brewingの「⼭梨応援プロジェクト」は、県産の⽣産物を使ったビール造りを通して地域の産業の活性化をはかりたいという思いから2020年7⽉にスタートしました。同年10⽉には本社機能を渋⾕から醸造所を構える⼭梨県・⼩菅村に移転し、県内の⽣産者や事業者との連携をさらに強化。これまでに⼭梨市の桃を使った「Peach Haze」、醸造所のある⼩菅村の梅を使った「Ume-kin’ Me Crazy!」、甲州市のぶどうを使った「GRAPEVINE」、北杜市のトマトを使った「Omoiro Tomato Ale」など、県内の産物を活⽤したプロダクトを醸造。ビールとともに⼭梨の魅⼒を全国に発信しています。
<本件に関するお問い合わせ先>
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Far Yeast Brewing株式会社 広報担当:佐々木
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