Far Yeast Tokyo Brewery & Grill営業再開のお知らせ

2021年6月1日より、東京・五反田の「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」は、感染対策を実施した上で営業を再開いたします。

■背景

緊急事態措置による酒類を提供する飲食店への休業要請には、株式会社グローバルダイニング様、旭酒造株式会社様をはじめとする複数の業界のリーディングカンパニーから疑問の声が上がっています。

公表されている資料から、例えば兵庫県の感染経路別患者数のパーセンテージを見ても、家庭52.1%、職場16.2%、福祉施設7.5%などに対して、飲食店は最下位のわずか2.9%です。にもかかわらず、飲食店にはコロナウイルス感染防止策として極めて厳しい営業時間制限などが掛けられています。しかし、制限を課している職員の人たちそのものが、深夜遅くまでの会食を続けていたことが、誰もこの制限の実効性を信じていない証左です。
引用元: https://www.asahishuzo.ne.jp/
news/info/004899.html/

上記の主張のように、飲食店に対する時短要請や休業要請には科学的な根拠がないどころか、行政の職員や政治家のみなさんが会食を続けていたことが明るみに出ており、施策の信憑性が大きく揺らいでいます。また、時短や休業要請は「営業の自由の侵害にあたり違憲・違法である」として東京都が提訴されており、現在係争中です。弊社はこの裁判の行方を大いに注目しています。

■これまでの弊社の取り組み

弊社は、昨年の第1波から一貫して政府の要請に従い、直営飲食店の休業・時短にとどまらず、東京オフィスの使用を中止して在宅勤務を徹底してまいりました。また、昨年4月〜5月の1回目の緊急事態宣言中には「Clap for Carers」プロジェクトとして、医療従事者の皆さまに920食分のお弁当をお届けし、微力ではありますが弊社にできる範囲で社会に貢献しようと努めてまいりました。(参考: https://faryeast.com/clapforcarers/
多くの飲食店経営者のみなさまも弊社と同様に、収入の激減という自らの痛みを伴いながら感染拡大防止に協力してきたことと思います。
飲食事業者の努力や痛みとは裏腹に、政治は責任を果たしているとは思えません。政府の感染防止対策や水際対策は成果を上げられておらず、ワクチン接種は他の先進国に比べて大幅に遅れています。休業要請、時短要請の協力金は十分な額とは言えず、支払も遅く、このまま緊急事態宣言が延長され続けると廃業するしか道はありません。

■営業方針と私達のコミットメント

このような状況のなか、私達は廃業するよりは私達本来の役割を果たす道を選びました。
Far Yeast Tokyo Brewery & Grillはオープン以来、クラフトビールと料理を軸に、ささやかではありますがお客様の暮らしに楽しみや潤いを与えることで社会に貢献してきたと自負しています。このような情勢の中で飲食営業を再開することに大きな迷いはありましたが、もう一度原点に立ち返って、私達のお店がお客様に提供できる価値を軸に、社会に貢献をしたいと思っています。

もちろん感染対策は徹底いたします。

・お客様に検温を実施し、体調不良や発熱のある方の入店をお断りします
・入店時にお客様の連絡先情報を記入いただき、万が一の場合の疫学的調査に協力します
(個人情報保護法に基づく適切な管理を行い、疫学調査を行う保健所への情報提供の目的以外には使用しません)
・お客様にも手洗い、手指消毒を徹底していただきます
・お客様には、飲食時以外はマスク着用を周知します
・密にならないような座席配置をし、パーティション等を設置して遮蔽します
・従業員の体調管理、手洗い・手指消毒を徹底します
・店内の手が触れる場所の定期的な消毒を実施します

これらは、この1年の感染対策の中で学びを深めより効果的に実施できるようになりました。また、当店には32席のテラス席があります。暖かい気候が続くこれからの季節、心地よさを感じながらお客様に安心して楽しんでいただけるよう、テラス席での飲食も積極的に推奨していきたいと考えています。
営業は再開しても社会に対する義務は変わりません。当店は感染対策をより徹底することでその義務を果たしていきたいと考えています。

最後になりますが、多くの人にとって未曾有の困難となっているこのコロナ禍が一刻も早く終息することを心よりお祈り申し上げます。

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