摘房されたワイン用ぶどうをアップサイクル 「山梨応援プロジェクト」第8弾『Far Yeast Grapevine 2』11月7日(日)販売開始

Far Yeast Brewing 株式会社は、山梨県をビールで盛り上げる「山梨応援プロジェクト」第8弾として、メルシャン株式会社の「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」(山梨県甲州市)で収穫したワイン用ぶどうを使った「Far Yeast Grapevine 2(ファーイースト グレープバイン ツー)」を11月7日(日)に発売いたします。 

  • ■「摘房」され畑に戻されてしまうワイン用ぶどうを活用
  •  
  • 山梨をビールで盛り上げる「山梨応援プロジェクト」第8弾は、勝沼産ワイン用ぶどうを使った『Far Yeast Grapevine 2』です。
    昨秋、韮崎市のぶどうを使って醸造し好評を得た山梨応援プロジェクト第3弾「GRAPEVINE」の2021年版となる今作。今年は「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」とのコラボレーションにより、果実味あふれるフルーツセゾンが誕生しました。 

  • ワイン用のぶどうの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り、凝縮感のある美味しいぶどうが育つよう、途中で間引きをする「摘房」という作業があり、摘房された果実はすべて畑に廃棄されてしまいます。今回は廃棄される運命だった「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「マスカット・ベーリーA」を活用しました。
  • さらに、多種類のブドウ品種を栽培する見本園に少量栽培されていたもののシャトー・メルシャンのワインには使用されない品種「コンコード」と「ナイアガラ」も譲っていただき、これら4種類のぶどうを使用してそれぞれの特徴を活かすセゾンスタイルでの醸造を行いました。フルーツ王国山梨のブルワリーだからこそできる農産物アップサイクルの取り組みです。

■ぶどうの香り成分を引き出すワインの手法「コールドソーク」を採用

今回は、特徴の異なる4種のぶどうそれぞれの特徴を活かす手法で醸造を行いました。
強い酸味と赤ワインのようなタンニンを持つカベルネ・ソーヴィニヨンと程よい酸味のマスカット・ベーリーAは、ワインの手法である「コールドソーク」を採用。潰したぶどうの果皮を、発酵が始まる前に低温で漬け込むことにより、ぶどうからより多くの色素や香りなどの成分を抽出しました。その果汁を仕込み釜に投入し、麦汁にぶどうの味わいと複雑な酸味を与えています。
優しい酸味と濃厚な甘みのコンコードとナイアガラはジューサーでジュース化し、発酵終盤に投入して、ぶどうの豊かなアロマをまとわせました。

ホップは、白ぶどうのような香りを持つネルソン・ソーヴィンを2回に分けて投入。使用したぶどうの香りとの調和を狙いました。

■まるでワインのようなフルーツセゾン

ワイン用ぶどうがもたらすナチュールワインのようなアロマと、ネルソンソーヴィンホップ由来の白ぶどうのアロマが絡み合うフルーツセゾン。4種のぶどうの複雑な果実味と酸味に加え、ぶどうの梗(ヘタ部分)に含まれるタンニンにより後味にワイン特有の渋みも感じられる、まさにセゾンとワインの境界線のような仕上がりです。

 「Far Yeast Grapevine 2」は11月7日(日)より全国発売、当社オンラインストアでは10月26日(火)13:00より予約販売受付を開始します。
当社では今後も山梨県内の生産者や事業者と連携し、さまざまなメイド・イン・山梨のビールをお届けしていきます。


【商品概要】

商品名:Far Yeast Grapevine 2(ファーイースト グレープバイン ツー)         販売開始日:11月7日(日)                             価格:オープン価格                                  原材料:ぶどう(山梨県甲州市産)、麦芽、小麦、オーツ麦、ホップ、糖類          アルコール度:5.5%                                 スタイル:Fruited Saison                              品目:発泡酒(25%以上50%未満)                            IBU:15                                      醸造所:Far Yeast Brewing 源流醸造所(山梨県小菅村)                   仕様:350ml缶、15L樽

*商品名の由来:「Grapevine」とは「ぶどうのつる」のこと。ぶどうのつるがあちこちに伸びて網のようになる様子から「人づて」「口づて」という意味もあります。人と人とのつながりから生まれたぶどうのビールを表し、命名しました。昨年に続き、今年の「Grapevine 2」もぶどうのつるのようなご縁から誕生しました。


【シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーについて】

日本を世界の銘醸地に。」日本ワインが、日本と世界中の人たちに愛されて親しまれる日が来るように、シャトー・メルシャンは日本の自然、文化、感性を継承し、人々の喜びへと進化させていきます。シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーは、1877年(明治10年)に日本で最初の民間ワイナリーとして創業した大日本山梨葡萄酒会社を源流とするワイナリーです。シャトー・メルシャンには山梨県と長野県に3つのワイナリーがありますが、勝沼ワイナリーは全体の生産量の8割以上を生み出す、歴史とともにあるシャトー・メルシャンの中心的ワイナリーです。「日本を世界の銘醸地に」その夢の実現に向け、ワイナリーを中心に、地域と共生しながら、さらなる未来へと歩み続けます。
https://www.chateaumercian.com/winery/katsunuma/

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お客様、酒販店様、飲食店様はこちら                           Mail:sales@faryeast.com    電話:050-3135-3926

クラフトビールとスピリッツをクロスオーバーする新ブランド Far Yeast Brewing『Off Trail – Azeotrope』誕生 モルトの風味を活かしたユニークなクラフトジン2種を10月29日(金)に発売

 Far Yeast Brewingは、イノベーティブな蒸留酒造りに挑戦する新ブランド「Off Trail – Azeotrope(オフトレイル アゼオトロープ)」を立ち上げます。モルトの風味を活かし、ボタニカルにホップやコリアンダーを使用したビールメーカーならではの個性を持つ新しいクラフトスピリッツをリリースしていきます。

 第1弾商品として、コロナ禍の影響で発生したロスビールを再活用したクラフトジン「Beer Distilled Gin – New Pot(ビア ディスティルド ジン・ニューポット)」「Malt Gin – New Pot Blended(モルト ジン・ニューポット ブレンディッド)」の2商品を10月29日(金)に限定発売、10月26日(火)よりオンラインストアにて予約販売受付を開始いたします。

■ モルトやホップのフレーバーを活かしたビールメーカーならではのクラフトスピリッツ 『Off Trail – Azeotrope』は、バレルエイジング(木樽熟成)などイノベーティブなビール造りを推進する『Off Trail』の派生ブランドとして、イノベーティブなスピリッツ、リキュールなどに挑戦します。ビールの原料として使われるモルトの風味と、ホップなどの鮮やかなボタニカルアロマが融合したビールメーカーならではの個性を持つクラフトスピリッツをリリースしていきます。

 ジンの原型といわれるジュネヴァは、大麦や小麦等穀物を原料とするモルトワインをベースに使用したクラシックスピリッツ。一般的によく飲まれているロンドンドライジンは原料の風味を排したニュートラルスピリッツをベースとしていますが、ジュネヴァは反対にモルトの香りを強く残しているのが特徴です。『Off Trail -Azeotrope』は、このジュネヴァスタイルのジンに注目しています。

 モルトベースの蒸留酒を原酒に使用し、原料の風味をしっかりと取り込むため、ポットスチル(単式蒸留器)で丁寧に2回蒸留を行います。その後、ビールの原料であるホップやコリアンダーをはじめ、フルーツなどさまざまなボタニカルを香りづけに使用。ビール造りで培った香気成分の抽出技術・知見も活用し、クラフトビールメーカーだからこそできるユニークなスピリッツづくりに取り組みます。
 また、ジュネヴァはバレルエイジングとの相性も良く、『Off Trail』での経験を活かした木樽熟成ジンにも挑みます。

 プロジェクトには、「BAROSSA cocktailier」オーナーバーテンダー 中垣繁幸氏に参画いただき、カクテル・蒸留酒業界の第一線で培った知見をもとに専門的なアドバイスをいただいています。
 “Azeotrope”とは、沸点の異なる2つの液体をある比率で混ぜた時に、組成比を保ったまま一緒に沸騰する現象“共沸”を意味します。当社のメイン領域であるビールとスピリッツの共生をイメージしたネーミングで、両者のクロスオーバー的存在であることを象徴しています。ビール造りで培ったノウハウを活かし、蒸留酒の領域に新しい風を送りこむことを目指します。

 

 

 

 

■ コロナ禍で行き場を失ったロスビールを蒸留酒に
 昨年来、コロナ禍による度重なる緊急事態宣言等の影響で大量の業務出荷用ビールが行き場を失いました。2020年に発生したロスビール5000Lを再活用すべく取り組んだのが、ビールを原酒としたクラフトジンとして再生させるプロジェクトでした。委託醸造先のポットスチルで2回蒸留を行い、出来上がったジンが新ブランド第1弾商品として発売する「Beer Distilled Gin」となります。
 このプロジェクトがきっかけとなり、その後、2021年7月には山梨県小菅村の自社醸造所にもポットスチルを導入。本格的に蒸留酒造りに挑む新ブランド立ち上げへとつながりました。

 近年、低糖質・低カロリーでプリン体を含まない蒸留酒は世界的に注目を集めています。小規模なクラフト蒸留所が飛躍的に増え、クラフトジンがブームとなっています。アメリカでは、蒸留所の数が2018年に前年比15%増の1835※1となり、今後さらなる市場の成長が予想されています。
※1 出典:American Craft Spirit Association

 当社では、ロスビール活用による環境負荷削減や、世の中の健康志向の高まりといった社会的ニーズに応えるべく、ビールの枠を超えたアルコール飲料づくりに挑戦します。

■ 第1弾商品はロスビールを活用した2種のクラフトジン
 第1弾商品となる「Beer Distilled Gin – New Pot」は、2020年のコロナ禍による緊急事態宣言等で行き場を失った大量の業務出荷用ビールを活用。委託蒸留先のポットスチルで蒸留し、クラフトジンへと再生させました。原酒ビールのモルトやホップのフレーバーを引き継ぎつつ、ボタニカルとして加えたジュニパーベリーとゆずの清涼感あるアロマが重なる、上質なフレグランスのような香り高いクラフトジンです。

 「Malt Gin – New Pot Brended」は、蒸留酒用に特別に醸造したモルト原酒を自社のポットスチルで2回蒸留したベースジンと、山椒とゆずを使ったレギュラービール「馨和 KAGUA」を蒸留したスピリッツとのブレンド。ボタニカルにはジュニパーベリー、コリアンダー、ネルソンソーヴィンホップ、ゆずをふんだんに使用しました。モルトとボタニカルのフレーバーが最適なバランスとなるブレンド比率で仕上げています。ロンドンドライジンとは異なる、原材料のモルトフレーバーをお楽しみいただける味わい重視のスピリッツです。

 いずれも、大部分はバレル熟成を行った後に製品化を予定していますが、今回熟成前のニューポット(新酒)をそれぞれ数量限定でリリースします。
 「Beer Distilled Gin – New Pot」「Malt Gin – New Pot Blended」は10月29日(金)より全国発売、当社オンラインストアでは10月26日(火)13時より先行予約受付を開始します。

 

【商品概要】

Beer Distilled Gin – New Pot
(ビア ディスティルド ジン・ニューポット)
販売開始日:10月29日(金)
希望小売価格:5,434円(税込)
容量:500ml
原料原産地名:国内製造(スピリッツ)
アルコール度:47%
スタイル : New Pot
品目:スピリッツ

Malt Gin – New Pot Blended
(モルト ジン・ニューポット ブレンディッド)販売開始日:10月29日(金)
希望小売価格:4,994円(税込)
容量:500ml
原料原産地名:国内製造(スピリッツ)
アルコール度:47%
スタイル : New Pot
品目:スピリッツ

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【Off Trail – Azeotrope  アドバイザー紹介】

中垣 繁幸(なかがき しげゆき)
1968年生まれ。BAROSSA cocktailier(岐阜県岐阜市)オーナーバーテンダー。
ワールドクラス・ジャパンなど様々なカクテルコンテストでの受賞歴を持ち、国内外のセミナー講師や審査員、カクテルブックの執筆を務める。2017年、バーテンダーと酒のプロからの投票によるDrink Planet主催「あなたが選ぶ、お勧めのバー」全国1位を獲得。
カクテル・蒸留酒業界の第一線で培った知見をもとに、当社の「Off Trail – Azeotrope」プロジェクトの企画、製造、品質面に対して専門的なアドバイスを提供

【Off Trail – Azeotropeとは】
 ビールと蒸留酒をクロスオーバーするクラフトスピリッツブランドとして2021年10月誕生。微生物を活かしたバレルエイジング手法による先進的なビール造りのプロジェクト「Off Trail」の派生ブランドとして、イノベーティブなスピリッツ、リキュールなどに挑戦します。
 モルト由来の蒸留酒を樽熟成するジュネヴァスタイルのスピリッツを中心に、ビール造りで培った発酵やバレルエイジングのノウハウを活かし、蒸留酒の領域に新しい風を送りこむことを目指します。

 “Azeotrope”とは、沸点の異なる2つの液体をある比率で混ぜた時に、組成比を保ったまま一緒に沸騰する現象“共沸”を意味します。当社のメイン領域であるビールとスピリッツの共生をイメージしたネーミングです。

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<本件に関するお問い合わせ先>
報道関係者の方はこちら
Far Yeast Brewing株式会社 広報担当:佐々木
Mail:pr@faryeast.com   電話:03-6849-2812
お客様、酒販店様、飲食店様はこちら
Mail: sales@faryeast.com    電話:050-3135-3926

 

「NIGHT WATCH PROJECT」第6弾 まるでスイーツのような甘さとトロトロのマウスフィール 『Coconut Milk Pudding Hazy IPA』 『Cherry Tart Milkshake IPA』 10月29日(金)2種同時発売

Far Yeast Brewing は、「NIGHT WATCH PROJECT」第6弾として、『Coconut Milk Pudding Hazy IPA』『Cherry Tart Milkshake IPA』を10月29日(金)に一般発売いたします。

「NIGHT WATCH PROJECT」は、ビール醸造家、ファッション、グラフィック、建築デザイナーなど、クラフトビールを愛する各分野のプロフェッショナルが集まり、2019年末に始動したプロジェクトです。

第6弾の『Coconut Milk Pudding Hazy IPA』『Cherry Tart Milkshake IPA』は、前回同様トロトロのマウスフィールと、ラクトースの甘みが効いたMilkshake IPA※1がベースになっています。まるでプリンやタルトをほうばっているような、スイーツ感覚の個性的なペイストリービール※2を目指しました。

※1 Milkshake IPAとは:
IPAをベースに、ラクトース(乳糖)を加えたビール。IPAの苦味に加え甘味があり、トロピカルフルーツやバニラのアロマが感じられるクリーミーな口あたりが特徴です。
※2 ペイストリービール とは:
ペイストリーとは英語でパン菓子類を指し、お菓子のように濃厚な、甘い味わいのビールの総称。

 

■『Coconut Milk Pudding Hazy IPA』

その名の通り、ココナッツミルクをたっぷりかけたプリンをイメージしました。ベースビールにココナッツフレーバーを加え、プリンのキャラメルとココナッツミルクがしっかりと感じられます。さらにラクトースによるなめらかな口当たりでまるでプリンを飲んでいるような新感覚のHazy IPAです。

 

 

 

 

 

 

 

■『Cherry Tart Milkshake IPA』

甘酸っぱいチェリーをココナッツ入りの生地でしっとりと焼いたチェリータルトをイメージ。日本で主に食されている、糖度が高く甘さが強い生食用スイートチェリーではなく、チェリーパイやケーキに使われる強い酸味が特徴のタルトチェリーを使用することで、甘さと酸味のコントラストが抜群。食後のデザートにゆっくりとお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 


Coconut Milk Pudding Hazy IPA』と『Cherry Tart Milkshake IPA、10月29日(金)より全国発売。当社オンラインストアでは10月19日(火)13:00より予約販売受付を開始します(出荷は10月28日(木)以降順次)。

 

【商品概要】

NIGHT WATCH PROJECT Coconut Milk Pudding Hazy IPA <限定醸造>

 

 

 

 

 

 

 

販売開始日:10月29日(金)
価格:オープン価格
原材料:麦芽(外国製造)、オーツ麦、乳糖、ホップ、糖/香料
アルコール度:7.5%
IBU:20
スタイル:Hazy IPA
品目:発泡酒(麦芽使用率:60%以上)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶、15L樽

 

NIGHT WATCH PROJECT Cherry Tart Milkshake IPA <限定醸造>

 

 

 

 

 

 

販売開始日:10月29日(木)
価格:オープン価格
原材料:麦芽、レッドタルトチェリー、オーツ麦、乳糖、ブラックベリー、ホップ、糖類/香料
アルコール度数:7.5%
IBU:20
スタイル:Milkshake IPA
品目:発泡酒(麦芽使用率:50%以上)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶、15L樽

◆オンラインストアでの購入はこちら

 

【NIGHT WATCH PROJECTについて】

「クラフトビール×創造×エンターテインメント」を軸に、驚き・感動・楽しさを体験してもらえるビールを提供、Far Yeast Brewingが醸造を担当しています。第1弾ビール「BIRTHDAY GREETING HAZY IPA」は、2020年1月「JAPAN BREWERS CUP 2020」の IPA部門で2位を獲得しました。

 

 

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地元産の梅とブルーベリーを使用 山梨県小菅村のテロワールを味わう 『Off Trail Ume Kaiju』『Off Trail Blueberry Bridge』 10月16日(土)同時発売

日本発のオリジナリティ溢れるビールを世界中に発信しているクラフトビールメーカーFar Yeast Brewing 株式会社(本社:山梨県小菅村、代表取締役:山田司朗)は、醸造所を構える山梨県小菅村の梅を使った『Off Trail Ume Kaiju(オフトレイル ウメカイジュウ)』とブルーベリーを使った『Off Trail Blueberry Bridge(オフトレイル ブルーベリーブリッジ)』を2021年10月16日(土)2作同時に一般発売、公式オンラインストアでは10月12日(火)13時より先行予約受付を開始いたします。

■ “Terroir Kosuge”を楽しむ2作を同時発売

2020年10月、醸造所のある山梨県小菅村に本社機能移転したFar Yeast Brewingは、山梨県内の生産者・事業者との連携を強化し、県内の産物を使ったビール造りなど積極的にコラボレーションを行っています。そうした中、今回は地元・小菅村の資源を活用し、“Terroir Kosuge(テロワール コスゲ)”をテーマに醸造した2作『Off Trail Ume Kaiju』『Off Trail Blueberry Bridgeを限定発売します。

「テロワール」とは、もともと「土地」を意味するフランス語から派生した言葉で、土壌、気候、地形など、その土地固有の特徴を意味します。イノベーティブなビール造りに取り組む当社のブランド「Off Trail」では、土地・風土を表現するテロワールをアプローチの柱の1つと考えており、今作は「Off Trail」からのリリースとなります。

 

■高齢化により維持困難となった農地を活用する村内事業者と連携

小菅村では、生産者の高齢化により、農地の維持が年々困難となってきています。今回、そうした農地を管理する村内事業者と連携。手入れが難しくなった梅の木の管理を任され、「梅干し作り体験」のワークショップなどを行う株式会社boonboonの青柳博樹氏と、耕作放棄されそうな農地を活用してベリーやマコモダケの栽培に取り組むNPO法人源流みらいのご協力をいただき、小菅村で獲れた梅とブルーベリーをビール造りに使用しました。

 

■梅を使った『Off Trail Ume Kaiju』

2020年に造った『Ume-kin’Me Crazy』に続き、今年も村内で管理されている梅林から、管理者の青柳氏とともに当社醸造所のスタッフが約200kgの梅を収穫。小菅村の梅を使ったビール造りに挑戦しました。

ベースとなるビールは、2020年4月に限定販売されたカカオニブを使用した塩チョコレートキャラメルポーター「KIWI KAIJU」をオーク樽で18ヶ月間熟成させたもの。そこに熟成保存した梅の果実を合わせ、数週間漬け込みました。果実の皮に生息する野生酵母が味わいにさらなる深みを与えています。フルーティーな梅の香りと複雑な酸味が混ざり合い、ベースビールの濃厚なチョコレートとキャラメルのフレーバーが絶妙のバランスと奥行きをもたらす梅熟成フルーツサワービールです。昨年の『Ume-kin’Me Crazy』とも全く違った個性を持つインパクトのある仕上がりとなりました。

 

■ブルーベリーを使った『Off Trail Blueberry Bridge』

樽熟成されたサワーレッドエールに、小菅村で獲れた新鮮なブルーベリーと、アメリカオレゴン州「オレゴンフルーツプロジェクト」の強い果実味を持ったブルーベリーピューレを組み合わせました。

4週間にわたる発酵を経て生まれたビールは、果実の野生酵母によってもたらされた複雑さと小菅村ならではのテロワールを感じる仕上がり。力強いブルーベリーの香りとともに、ほのかにチェリーパイのような香りが感じられます。口に含むとブルーベリー、ストロベリー、レッドカラント、ラズベリー、ブラッドチェリーなどの豊かな果実味が広がり、その後何層ものファンキーな味わいが押し寄せます。後味は軽くドライな仕上がりで、パチパチと弾けるような泡立ちが楽しめます。オレゴンと小菅村の架け橋となる、フルーティーな樽熟成サワーエールです。

 

『Off Trail Ume Kaiju』、『Off Trail Blueberry Bridge』は10月16日(土)より全国発売、当社オンラインストアでは10月12日(火)13時より先行予約受付を開始します。


【商品概要】

Off Trail Ume Kaiju (オフトレイル ウメカイジュウ)

販売開始日:10月16日(土)
希望小売価格:オープン価格
原材料:麦芽(外国製造)、梅、オーツ麦、大麦、乳糖、糖類、ホップ
アルコール度:5.8%
スタイル : Barrel Aged Salted Porter with Fresh Ume
品目:発泡酒
麦芽使用率(発泡酒) : 麦芽使用率50%以上
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:750ml瓶、330ml瓶、15L樽


Off Trail Blueberry Bridge (オフトレイル ブルーベリーブリッジ)

販売開始日:10月16日(土)
希望小売価格:オープン価格
原材料:麦芽(外国製造)、ブルーベリー、オーツ麦、大麦、糖類、ホップ、小麦
アルコール度:7%
スタイル : Barrel Aged Sour Red ale with Blueberries
品目:発泡酒
麦芽使用率(発泡酒) : 麦芽使用率50%以上
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:750ml瓶、330ml瓶、15L樽

※オンラインストアでの購入はこちら : https://faryeast.stores.jp/  


【Off Trailとは】

 『Off Trail』は、『馨和 KAGUA』『Far Yeast』の2ブランドに続く取り組みとして2019年11月に誕生した、クラフトビールの新たな可能性にチャレンジするブランドです。「しっかりと舗装された道路」から一線を画し“Off Trail”=「舗装されていない道」を突き進むイメージから命名されました。ビール酵母以外の微生物を活かすことによりリッチで複雑な香りを生成するために、ワインや日本酒、ウイスキーに使われた樽でビールを熟成させるバレルエイジングの手法によってビールを造っています。ベースとなるビールの個性に合わせて、ぶどうや桃といった季節のフルーツ、地域の特産品をブレンドすることでユニークなフレーバーに挑戦しています。


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Far Yeast Brewingが初の海外直営店を台湾にオープン オープンを記念して台湾「UGLY HALF BEER」コラボによる 台湾産ライチ使用『Far Yeast Lychee Haze』 9月30日(木)発売

Far Yeast Brewing は、海外初の直営店「Far Yeast Taiwan Craftbeer Gastropub (台湾名:源流台灣精釀啤酒餐酒館)」を、10月16日(土)、台湾・台北市にグランドオープンします。
これを記念して、台湾のブルワリー「UGLY HALF BEER」とのコラボレーションによる台湾産ライチを使ったFruited Hazy IPA「Far Yeast Lychee Haze(ファーイースト ライチヘイズ)」を醸造し、台湾での発売に先駆けて日本では9月30日(木)に先行発売いたします。

■初の海外直営店を台湾・台北市に出店

「Far Yeast Taiwan Craftbeer Gastropub」は、東京・五反田、静岡・熱海、福岡に続く直営店4店舗目であり、初の海外店舗となります。

台湾は2019年の訪日外国人旅行者数ランキングで第3位となっており、日本文化や日本食は高い関心を集めています。さらに近年の台北では、クラフトビールが楽しめるスタイリッシュなビアパブやビアレストランが増え、クラフトビールの認知度も高まっています。

当社は2021年9月現在、世界25ヶ国で自社ブランドのビールを販売していますが、台湾でも2014年に販売を開始、現在では基幹ブランド「馨和 KAGUA」「Far Yeast」のビールは多くの日本食レストランやクラフトビール専門店で取り扱われ、人気を博しています。

直営店「Far Yeast Taiwan Craftbeer Gastropub」は15タップを設置し、当社の基幹ブランドはもちろん、台湾では当店でしか味わえないこだわりの日本のクラフトビールを提供。和食をベースとしたモダンな食事と共に楽しめるガストロパブです。外国人居住者やビジネスパーソンも多い東区に位置し、国際色豊かな利用者層が見込めます。海外渡航が難しい現在、直営店の運営を通して、多様な日本のクラフトビールの味わいと日本の食文化の豊かさを発信してまいります。

※出典:日本政府観光局(JNTO) 

■台湾産ライチを使ったフルーツHazy IPA

台湾直営店のオープンを記念して、台湾の新興ブルワリー「UGLY HALF BEER 酉鬼啤酒」とコラボレーションし、台湾産ライチを使用した「Far Yeast Lychee Haze」を醸造しました。

白ぶどうのようなアロマを持つNelson Sauvin(ネルソン・ソーヴィン)ホップと、柑橘やココナッツのようなトロピカルな香りのSabro(サブロー)ホップがライチの優しく甘い果汁のフレーバーを引き立て、飲む人を台北の街へと誘います。

なお、「UGLY HALF BEER 酉鬼啤酒」側では日本産のゆずを使ったFruited Hazy IPAを醸造。互いの国の果実を用い、ビアスタイルと使用するホップを揃えた相互コラボレーションとなります。コロナ禍で国境を超えて互いのブルワリーを行き来できない状況の中、オンラインミーティングとメールで打合せを重ね、レシピをつくり上げました。台湾直営店では両方とも提供予定です。

「Far Yeast Lychee Haze」は9月30日(木)日本国内で一般発売、当社オンラインストアでは9月21日(火)13:00より予約販売受付を開始します(出荷は9月24日(金)以降順次)。なお、台湾では10月後半以降に発売予定です。

「UGLY HALF BEER 酉鬼啤酒」よりコラボレーションについてのメッセージ動画

 

 

【店舗情報】

店舗名  : Far Yeast Taiwan Craftbeer Gastropub. 源流台灣精釀啤酒餐酒館
住所   : 台北市大安區光復南路322號
    (No. 322, Guangfu South Road, Da’an District, Taipei City,Taiwan 106)
アクセス : 台北捷運(MRT)板南線「國父紀念館駅」から徒歩4分
電話番号 : 0227762877
営業時間 : 15:30~24:00(LO 23:30)
     ※営業時間は変更される場合があります
定休日   : 無休
座席    :最大28席(1階12席、2階10席、テラス席6席)    
Instagram:@faryeasttaiwan( https://www.instagram.com/faryeasttaiwan/ )

  

【商品概要】

商品名:Far Yeast Lychee Haze(ファーイースト ライチヘイズ)
販売開始日:9月30日(木)
希望小売価格:オープン価格
原材料:麦芽(ドイツ製造、ベルギー製造)、オーツ麦、ライチ果汁、ホップ、糖類
アルコール度:5.5%
スタイル : Fruited Hazy IPA
品目:発泡酒(麦芽使用率 : 50%以上)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶、15L樽
※オンラインストアでの購入はこちら: https://faryeast.stores.jp/

 

 【UGLY HALF BEER 酉鬼啤酒について】

2019年、台湾の新北市を拠点に、ニュージーランドとアメリカに背景を持つMax GilbertとHarn Sunが創業したクラフトビール醸造所。台湾で立ち上げたブランドから新しいクラフトビールの文化を広めています。クオリティの高さだけでなくユーモアのセンス溢れる商品名とパッケージでも、台湾のビアギーク層からの注目度が高いブルワリーです。

UGLY HALF BEER 酉鬼啤酒:https://www.uglyhalfbeer.com/

 

<本件に関するお問い合わせ先>

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Far Yeast Brewing株式会社 広報担当:佐々木
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