摘房されたワイン用ぶどうをアップサイクル 「山梨応援プロジェクト」第8弾『Far Yeast Grapevine 2』11月7日(日)販売開始

Far Yeast Brewing 株式会社は、山梨県をビールで盛り上げる「山梨応援プロジェクト」第8弾として、メルシャン株式会社の「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」(山梨県甲州市)で収穫したワイン用ぶどうを使った「Far Yeast Grapevine 2(ファーイースト グレープバイン ツー)」を11月7日(日)に発売いたします。 

  • ■「摘房」され畑に戻されてしまうワイン用ぶどうを活用
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  • 山梨をビールで盛り上げる「山梨応援プロジェクト」第8弾は、勝沼産ワイン用ぶどうを使った『Far Yeast Grapevine 2』です。
    昨秋、韮崎市のぶどうを使って醸造し好評を得た山梨応援プロジェクト第3弾「GRAPEVINE」の2021年版となる今作。今年は「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」とのコラボレーションにより、果実味あふれるフルーツセゾンが誕生しました。 

  • ワイン用のぶどうの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り、凝縮感のある美味しいぶどうが育つよう、途中で間引きをする「摘房」という作業があり、摘房された果実はすべて畑に廃棄されてしまいます。今回は廃棄される運命だった「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「マスカット・ベーリーA」を活用しました。
  • さらに、多種類のブドウ品種を栽培する見本園に少量栽培されていたもののシャトー・メルシャンのワインには使用されない品種「コンコード」と「ナイアガラ」も譲っていただき、これら4種類のぶどうを使用してそれぞれの特徴を活かすセゾンスタイルでの醸造を行いました。フルーツ王国山梨のブルワリーだからこそできる農産物アップサイクルの取り組みです。

■ぶどうの香り成分を引き出すワインの手法「コールドソーク」を採用

今回は、特徴の異なる4種のぶどうそれぞれの特徴を活かす手法で醸造を行いました。
強い酸味と赤ワインのようなタンニンを持つカベルネ・ソーヴィニヨンと程よい酸味のマスカット・ベーリーAは、ワインの手法である「コールドソーク」を採用。潰したぶどうの果皮を、発酵が始まる前に低温で漬け込むことにより、ぶどうからより多くの色素や香りなどの成分を抽出しました。その果汁を仕込み釜に投入し、麦汁にぶどうの味わいと複雑な酸味を与えています。
優しい酸味と濃厚な甘みのコンコードとナイアガラはジューサーでジュース化し、発酵終盤に投入して、ぶどうの豊かなアロマをまとわせました。

ホップは、白ぶどうのような香りを持つネルソン・ソーヴィンを2回に分けて投入。使用したぶどうの香りとの調和を狙いました。

■まるでワインのようなフルーツセゾン

ワイン用ぶどうがもたらすナチュールワインのようなアロマと、ネルソンソーヴィンホップ由来の白ぶどうのアロマが絡み合うフルーツセゾン。4種のぶどうの複雑な果実味と酸味に加え、ぶどうの梗(ヘタ部分)に含まれるタンニンにより後味にワイン特有の渋みも感じられる、まさにセゾンとワインの境界線のような仕上がりです。

 「Far Yeast Grapevine 2」は11月7日(日)より全国発売、当社オンラインストアでは10月26日(火)13:00より予約販売受付を開始します。
当社では今後も山梨県内の生産者や事業者と連携し、さまざまなメイド・イン・山梨のビールをお届けしていきます。


【商品概要】

商品名:Far Yeast Grapevine 2(ファーイースト グレープバイン ツー)         販売開始日:11月7日(日)                             価格:オープン価格                                  原材料:ぶどう(山梨県甲州市産)、麦芽、小麦、オーツ麦、ホップ、糖類          アルコール度:5.5%                                 スタイル:Fruited Saison                              品目:発泡酒(25%以上50%未満)                            IBU:15                                      醸造所:Far Yeast Brewing 源流醸造所(山梨県小菅村)                   仕様:350ml缶、15L樽

*商品名の由来:「Grapevine」とは「ぶどうのつる」のこと。ぶどうのつるがあちこちに伸びて網のようになる様子から「人づて」「口づて」という意味もあります。人と人とのつながりから生まれたぶどうのビールを表し、命名しました。昨年に続き、今年の「Grapevine 2」もぶどうのつるのようなご縁から誕生しました。


【シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーについて】

日本を世界の銘醸地に。」日本ワインが、日本と世界中の人たちに愛されて親しまれる日が来るように、シャトー・メルシャンは日本の自然、文化、感性を継承し、人々の喜びへと進化させていきます。シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーは、1877年(明治10年)に日本で最初の民間ワイナリーとして創業した大日本山梨葡萄酒会社を源流とするワイナリーです。シャトー・メルシャンには山梨県と長野県に3つのワイナリーがありますが、勝沼ワイナリーは全体の生産量の8割以上を生み出す、歴史とともにあるシャトー・メルシャンの中心的ワイナリーです。「日本を世界の銘醸地に」その夢の実現に向け、ワイナリーを中心に、地域と共生しながら、さらなる未来へと歩み続けます。
https://www.chateaumercian.com/winery/katsunuma/

<本件に関するお問い合わせ先>                           報道関係者の方はこちら                             Far Yeast Brewing株式会社 広報担当:佐々木                      Mail:pr@faryeast.com   電話:03-6849-2812

お客様、酒販店様、飲食店様はこちら                           Mail:sales@faryeast.com    電話:050-3135-3926

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