山梨応援プロジェクト#4

山梨応援プロジェクト第4弾

"北杜市" 農業生産法人リコペルさんのトマトを使った「Omoiro Tomato Ale」

〜山梨応援プロジェクトとは?〜

Far Yeast Brewing の「源流醸造所」がある山梨県・小菅村。 渋谷からこの地に本社を移転し、地域に根付く企業として地元の生産者さんや事業者の みなさまと一緒に山梨をもっと盛り上げよう!という想いから2020年にスタートした プロジェクトです。 醸造所開設時よりお世話になっていた桃農家さんとのコラボレーションをはじめ、 本社工場のある小菅村で高齢化により収穫されなくなってしまった梅や、昨年の長梅雨と 猛暑の影響で出荷できなくなってしまった葡萄を生産者さんから譲り受け、製品として 再生し、地元のPRとともに発信しています。 2年目となる今年も様々な方のご協力のもと、地元の素材を使った「Made in Yamanashi シリーズ」を展開することで、いっそうの地域貢献を目指しています。

北杜市・リコペルさんのおもいろトマトでつくったベジタブルエール

第4弾としてコラボしたのは、山梨県北杜市にある農業ベンチャー企業(株)リコペルさん。同じ山梨県内で事業を営む企業として、異業種コラボが実現しました。賞味期限が近づき市場に出せなくなってしまった『おもいろトマトのジュース』を使用し、ベジタブルエールとして再生しました。

農業生産法人(株)リコペル 代表の米田さん

先端技術を駆使した精密農業を営む

ジュースの原料となる“おもいろトマト”

風光明媚な土地で、想いを込めてつくられた『おもいろトマト』

「農業生産法人 株式会社リコペル」は、「ものづくり」で社会に貢献したい、と代表の米田さんが2014年に北杜市で立ち上げた事業で、2016年よりフルーツトマトの生産を行なっています。自然豊かで日本一長い日照時間と高地特有の昼夜の寒暖差がトマト栽培に適しているといいます。

『おもいろトマト』は、日本の伝統色「思い色」と、おいしいトマトをつくりたいという「想い」をかけて米田さん自身が名付けたリコぺルのブランドトマト。糖度は最高12度と、いちご並みの糖度を有していますが、甘みだけでなくアミノ酸による「コク」「旨味」、そしてトマトらしい瑞々しさと心地よい「酸味」のバランスがよいのが特徴です。

山梨県内の造り手同士が繋がった新しいご縁

「トマトは夏の野菜というイメージが強いが、実は全国的に春先の収穫量が一番多く、市場では良い値がつきにくい」と米田さん。米田さんが新農場でトマト栽培を開始した年の春も同様で、販路がなくなってしまった『おもいろトマト』を加工したことが『おもいろトマトのジュース』誕生のきっかけとなりました。

自社や外部のECサイト、都内百貨店やマルシェなどでも好評を博していましたが、昨年のコロナ禍で販売数が激減。2021年6月に賞味期限を迎えてしまうジュースが余ってしまったとのことです。Far Yeast Brewingでは2021年度の山梨応援プロジェクトが始動し、今年の1月に県内事業者が会するイベントに出店した際、たまたまリコペルさんと出会いました。

実はちょうど社内ではトマトを使ったビールにチャレンジしてみたかったこともあり、米田さんにご相談したところ、プロジェクトにもご賛同いただき、今回のコラボレーションが実現することとなりました。

リコペルさんの農場を見学するPJリーダーの宮嵜

「トマトで造りたい」の張本人私物のスパイスでレシピ作成中

仕込みには米田さんにもご参加いただきました

山梨応援プロジェクト初の野菜を使ったプロダクト“Omoiro Tomato Ale”

今回のスタイルは「Vegetable Ale with Spices」。『おもいろトマトのジュース』を約500L使用しました。トマトの青み・酸味・旨みを、セロリ・シトラホップ・昆布・バジルで強調しつつ、柑橘フレーバーのコリアンダーと数々のスパイスでまとめ、まるで「食べるカクテル」のような1本に仕上げました。Far Yeast Brewingで初めての試みとなる野菜を使ったプロダクトですが、自信を持ってみなさまにお届けできる仕上がりとなりました。

Far Yeast Omoiro Tomato Ale

水・食塩・糖類等を一切使わない、リコペルさんの濃厚な無添加トマトジュースをふんだんに使った、贅沢な1本。普段ビールを飲まれないお客様にも是非お試しいただきたい味わいです。

【商品概要】

販売開始日:2021年5月21日(金)より一般発売開始

原材料:トマト(山梨県北杜市産)、麦芽、糖類、香辛料、昆布

アルコール度:5.0%

品目:発泡酒(麦芽使用率 25%以上50%未満)

スタイル:Vegetable Ale with Spices 

醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)

ちょっと変わった楽しみ方

カクテルのようにグラスの縁を塩で飾った「スノースタイル」で飲むアレンジもおすすめ。 塩と合わせながら飲むことで味わいの変化が楽しめます。

4月27日(火)より、Web Storeにて先行予約販売受付開始!

数量限定!スペシャルセット!

通常セットに加え、今回はリコペルさんの『おもいろトマトのジュース』とのセットもご用意しました。 トマトの味わいがしっかりと感じられるジュースです。『Omoiro Tomato Ale』とも飲み比べてみてください。

※今回セット販売となる『おもいろトマトのジュース』の賞味期限は2021年6月迄となります。
【セット内容】Omoiro Tomato Ale8本とおもいろトマトのジュース1本(720ml)

Omoiro Tomato Ale 6本セット

Omoiro Tomato Ale 12本セット【送料無料】

農業生産法人(株)リコペルは「北杜市フードバレー協議会」へ参画しており、今後、自社の事業拡大だけでなく、都市部から北杜市に移住し農業に新規参入される方へのサポートも計画中です。トマト栽培ノウハウの共有や共同出荷などを通して農業で生活の基盤を構築できるよう新規就農者の支援を行い、移住や農業への参入障壁を下げて、地元経済の活性化に取り組んでいきます。また、将来的には農場で出るバイオガス発電・その活用でエネルギーを地産地消する循環型農業を見据え、環境面からも地域貢献を目指しています。

「ものづくり」にかける想いや最新の技術への 挑戦など、同じ山梨県内で事業を営む企業と してたくさんの学びがありました。 今回のプロダクトをきっかけに、様々な面で お互いに協力・応援し合いながら山梨を 盛り上げていきたいと思います! 米田さん、これからもよろしくお願いいたします。

今回ご協力いただいた方:農業生産法人(株)リコペル 代表取締役 米田 茂之様

Officialサイト
https://lycoper.jp
リコペルさんの商品購入はこちらから
https://store.lycoper.co.jp

【過去の山梨応援プロジェクトはこちらから】

第1弾:山梨市の桃
https://faryeast.com/news/16941/
第2弾:小菅村の梅
https://faryeast.com/news/17154/
第3弾:韮崎市の葡萄
https://faryeast.com/news/17359/

2021年もたくさんの方とのご縁を大切に、地元山梨を応援します!

Far Yeastの仲間たち